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2023年11月5-18日 HZDR(ドイツ, ドレスデン)出張
科研費国際共同研究強化BおよびJSPS特別研究員の枠組みで、D2の小野君と一緒にドイツ・ドレスデンのHelmholtz Zentrum Dresden-Rossendorf (HZDR)に出向き、津島先生ほか現地の共同研究者と核燃料物質選択的沈殿法(NUMAP法)を用いた使用済み核燃料次世代再処理技術開発に欠かせないPu(IV)を用いた実験を行いました。
(左)
D2小野君、HZDR入口にて。(右)放射線防護のため、HZDRの管理区域内に設置されたプルトニウム等アクチノイド専用のグローブボックス内で作業。
0.12 M Pu(IV)を溶解した硝酸水溶液。
各種Pu(IV)調製後、PXRD, SCXRD,
IRによるキャラクタリゼーションに加え、放射線測定(alpha, beta,
gamma)を用いてPu回収効率を求めました。Puももれなく放射能をもつため様々な実験的制約がありますが、現地スタッフの方々による多大なるご協力のおかげで貴重なデータを取得することに成功しました。
ドレスデンでの生活
ドネルケバブ、ドゥルム、アヒル、スペアリブなど。ビールも欠かせません。ドレスデン名物のケーキ、アイアーシェッケ。
「世界一美しい牛乳屋」としてギネス登録されているNeustadt (新市街)にあるPfund
Molkerei。エルベ川対岸のAltstadt (旧市街)を臨む。