東京科学大学 総合研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所

物質理工学院応用化学系 原子核工学コース/応用化学コース
環境・社会理工学院融合理工学系 原子核工学コース

鷹尾研究室

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2024年7月14-8月3日 HZDRでのPu実験 (ドイツ・ドレスデン) + ICCC2024国際会議(米国・フォートコリンズ)

HZDRでのPu実験(ドイツ・ドレスデン, 7/14~27)
 
 
津島先生はじめ現地共同研究者の多大なるご尽力のもと、M2田代さんのテーマを主としたPu実験をHZDRにて行いました。PUREX法によるPu(IV)の溶媒抽出(右)。

 
放射線防護のため、グローブボックス中で試料を取り扱います。器用さが求められる。おなじみ(?)管理区域退出前の全身汚染検査。引っかかると出られません。

 
ドレスデン旧市街。良く晴れて透き通るような青空。晴れたのは良いけど、連日31℃くらいまで気温が上がりかつ日差しも厳しかったため、ものすごく暑い。エアコンなし。。。

 
週末に訪れたマイセン。ドレスデンから電車で30分くらい。アルブレヒト城を臨む。

 
 
Pfifferlinge (和名:アンズダケ)のクリーム煮(近所のスーパーで買って自炊)、Schweinshaxe (骨付き豚肉のロースト)@Augustiner an der Frauenkirche、同じくSchweinshaxe@Brauhaus am Waldschloesschen、Hirschbraten (鹿肉のロースト)@Hubertusgarten。いずれもビールが欠かせません。円安+物価高のダブルパンチで外食はものすごく高くつくので、普段は自炊してました。

ICCC2024国際会議@コロラド州立大(米国・フォートコリンズ, 7/28~8/3)
   
HZDRでの実験後、田代さんはミュンヘン経由で帰国。私はミュンヘンまで一緒でその後大西洋を渡ってアメリカ入り。日本から直接来たM2名畑君と無事合流。当たり前だけど地球が丸いことを実感。
デンバー国際空港とユニオンステーションにて。まさか空港からコロラド州立大まで電車と高速バスを乗り継いで計3時間近くかかるとは思っていなかった…特に日曜到着だったためユニオンステーションからの高速バスが1日に3便しかなく、フォートコリンズ到着後も更に徒歩30分。宿に到着したのは21時半…アメリカで夜出歩くのはやはりちょっと怖い。
フォートコリンズで大学に向かって歩いている途中、「アヴォガドロ数」という名前のバーがありました。行かなかったけど、深い意味はあまりなさそうで単なるハンバーガー屋兼バーらしい。

   
名畑君(左)と鷹尾(中)が7/29(月)にそれぞれ口頭発表および招待講演。当初私の発表は7/31(水)だったのですが、鷹尾研OB竹山君のフライトの関係で前の晩に急遽スケジュール入れ替え。なんとかなりました。大きい会場で発表出来たので結果オーライかな。
他の講演を聞いた限り、有機アクチノイド錯体がなぜか最近大流行のようです。私がエディターを務めるInorganics誌のEditorial Board Meetingにも出席。

   
コロラド州立大の敷地が広大過ぎて感覚がおかしくなる。大学内にアメフト用(?)スタジアム。宿泊施設(おそらく学生寮)の食事はザ・アメリカって感じでした(決して悪くはない)。昼間は36℃くらいになってやはり暑い。学会会場はエアコンが効きすぎで極寒(ウルトラライトダウンが大活躍)。一方、宿にはエアコンなし。。。乾燥してるのが救い。

 
デンバー空港行きのバスの車窓から。畑には車輪のついた自動水やり機(?)があってスケール感がバグる。よくわからないけど、水の汲み上げ用ポンプ?
全日程を予定通り終え、無事帰国しました。